エンジニア教育28年の実績から
ジャパンラーニングは、これまで25年にわたり、カスタマーエンジニア、システムエンジニアの教育、スキルアップに関与してまいりました。
カスタマーエンジニアはITインフラを支え、システムエンジニアはお客様の
課題解決のためのシステムを設計します。
この役割は、特に顧客接点において、お客様に最も近い存在であり、お客様から直接評価されます。
エンジニアの評価がITシステムの運用、さらにITベンダーの評価に直結します。
お客様に寄り添い、ITシステムの円滑な運用を支え、お客様の課題に気づき、共感し、改善策を提案する。「頼りにされるエンジニア」を育成します。
エンジニア業務の変化
① お客様課題の発見
お客様とのコミュニケーションと共感によりお客様課題の発見による、商談機会の創出が求められる。
②SEの活動領域の変化
ユーザーのITによる業務革新の加速による、ビジネス企画や設計、サービス設計へSEパワーの投入先が移行していく。
③ SE/CE役割の変化
現在CEが実施している守機能に加え、ネットワーク基盤やサーバ構成、さらにOSの仮想化の各設計領域にCEが踏み込むことが予測される。さらに、パッケージアプリケーションの障害切り分けや修復などの業務が拡大していく。
SEはより運用支援業務から離れ、事業企画、システム企画などより上流の企画業務へ業務領域が移行する。
④ クラウド商談の増加
サービス化や運用改善での、クラウド環境への移行により、事業としてクラウド案件の増加が見込まれる。
システムエンジニア、カスタマーエンジニアは、重要な顧客接点です。システムの企画、設計、構築、設置、メンテナンスといった諸活動そのものの品質を高めることはもちろんですが、顧客に向き合うエンジニアとしてのマインドと、各種マネジメントプロセスの理解による、適切な対応も求められます。
研修企画にあたり、若手層にフォーカスし、システム運用の最適化をお客様とともに進めることができるエンジニアを育成します。

「頼りにされるエンジニア」になるためには
「頼りにされるエンジニア」は顧客にとっても心強いパートナーです。
同時にエンジニアにとって、顧客からの厚い信頼は、それぞれのモチベーションに大変良い影響を与えます。研修は集合研修と現場実践を繰り返すことで、受講者には実践経験を積んでいただきます。結果として各エンジニアに自信を持たせ、今後の自立・自律した行動を促す基盤を形成します。
また、高いパフォーマンスを示すエンジニアは、自分の仕事に誇りを持ち、お客様の状況をしっかり把握し、そのうえでお客様と良い関係性を構築しているということがこれまでの研修で明らかです。
そう考えると、EQスキルを高め、仕事の段取りを作成できることをベースとして顧客との共通の話題を形成できることが「頼りにされるエンジニア」への必須のスキルであると考えました。「高いEQスキル」「業務の段取りと推進力」「顧客視点での思考力」の育成が取り組むべきテーマといえます。。
研修のベースとなる論拠は、EQ理論、PM方法論、情報セキュリティとサービスマネジメントとしながらも、知識を学ぶのではなく行動を重視したコースとして設計ています。

コース概要
顧客から「頼られるエンジニアになる」
・「適切な状況把握」「現場の異変や問題に気づく」「タイムリーな報告」と「顧客への論理的な説明」ができるエンジニアになる
・IT現場における自己の役割を理解し、自己の作業が全体に与える影響を意識するなど、プロジェクトメンバーとして的確な行動ができるエンジニアになる。
・自己の業務を見直し「改善できる」エンジニアになる
研修1回目
Session 1
成果と行動の関係
①EQ検査結果の見方解説
②EQ相互プロファイリング
③EQ開発計画の策定
Session 2
顧客のシステムを守る
① 危険にさらされている顧客のシステム
② サービスエンジニアの役割
③ 情報セキュリティリスク事象
④ 顧客から求められていること
■筆記試験
研修2回目
Session 1
プロジェクト現場での課題対応
① 関係者との関係強化
② 成果物とアクティビティ
③ 作業スケジュール作成と変更
Session 2
現場作業とコスト
① プロジェクトの原価
② 原価アップの原因
③ 黒字化のためのアクション
Session 3
現場での協業
① 作業範囲の明確化「この作業の担当はだれ?」
■筆記試験
研修3回目
Session 1
行動特性の変化と振り返り
①EQの変化の確認
②行動の変化と成果との関係
Session 2
サーバラックから見たLCM
① サーバラックの耐震
② サーバラックへの電源供給
③ 防火設備の起動
④ サーバラック作業における失敗事例
■筆記試験
本企画では、下記2点を育成します
1.自ら考え行動するマインド
2.気づきによるお客様課題の発見
受講者のスキルを認定していきます。
合格者には「ベーシックスキル認定証」を授与。
研修におけるフォローの重要性
ジャパンラーニングの育成コースの特長は「現場での実践」にあります。
知識習得は大変重要ですが、知識をいかにして現場で活用するのか、行動して試行錯誤して成果を創出した時に、「スキル」として身に付きます。そしてこの身についたスキルがそれぞれのビジネスパーソンの市場価値を決めます。「知っている」から「できる」へ、ジャパンラーニングは常にこの視点で受講者様と向き合います。
ジャパンラーニングのフォローシステム
研修で学んだことを現場で実践することはは大変困難であることを私たちは知っています。行動を起こすにはもちろん自身のモチベーションもありますが、職場や上長、お客様との関係で「行動出来ない」状態になることも多くあります。
こうした現場での「行動出来ない要因」について、講師がヒアリングして、個別にフォローします。
このフォローこそ、知識をスキルとして身に付けるためには必須であると考えています。ジャパンラーニングは、このフォローをシステムとして確立しています。今回ごの育成コースにおいてこのフォローを含めてご提供しております。
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