Japan EQの検査データと業績の関係

EQから紐解く高業績者(ハイパフォーマー)と低業績者(ローパフォーマー)の違い

25年間45万人のビジネスパーソンにEQ教育を実施してきたジャパンラーニング。
ここ数年、高業績者(ハイパフォーマー)と低業績者(ローパフォーマー)の違いを研究しています。
この記事ではその傾向と対策を人材育成という観点から考察していきます。
 
ハイパフォーマーの方々に対して、
・なぜ、高成績を上げることができるのか
・どのようなマインドで取り組んでいるのか
・何を大切にしているのか
・目指すべき姿とは
あらゆる視点から直接取材を試み、トップセールスの声をまとめました。また同時にJapan EQも測定し違いを見出しました。
 

【個人セールスの事例/トップセールスの声】ジャパンラーニングが直接取材しまとめた内容

 1.チャレンジ精神がある

・自分の限界をつくらず、どこまで挑戦できるかを考える。
・失敗は諦めた時に失敗となる。何事も諦めなければ必ず花開く。

 2.モチベーションが高い

・自己成長のために最高峰の目標を持つ、高い目標だからこそ本気になれる。
・自信に満ちたやる気がある、一目でそれを感じさせることが出きる。

 3.価値観の形成

・価値観となるべき自分軸を持っている、そうでなければお客様と交渉は出来ない。
・営業で成功するには自分なりのスタイルを持つことだ。

 4.信頼関係に尽力

・人を知り、人に尽くし、人を信じる。
・決して人を突き放さない、信じた人はトコトン信じる。

 5.傾聴力が高い

 ・お客様の要望だけでなく、お客様本人も気付いてないニーズを掴むには「聞き役」に徹する。
・お客様との心のキャッチボールが出来ている。

 6.行動計画が作れている

・緊急度の高いもの/低いもの、重要度の高いもの/低いものをマトリクスで四象限に分けている。
・高い問題意識を持っている、いつも問題を解決したいと願っている。

【個人セールスの事例/トップセールスのEQ】

【EQ分析の結果】全体傾向

【ハイパフォーマーの特長】

 

圧倒的にハイパフォーマーはEQ が高い 

 

【法人セールスの事例/トップセールスの声】ジャパンラーニングが直接取材しまとめた内容

 1.チームワーク

・成果の捉え方が個人からチームへと変化している。
・チームの和を大事にしている。チームマネジメントが業績創出の鍵である。

 2.組織理解力が高い

・チームの目的や役割、各々のタスクが理解されている。
・自分より組織のためにという意識が備わっている。

 3.状況分析の重要性

・案件の状況を誰よりも気にしている、慎重管理についても厳しく見ている。
・悪い方向に行くのではという危機感に長けている、慎重である。

 4.コミットメント力

・自分自身が当事者としてコミットしている。他人のせいにはしないのが特徴。
・仕事とは自分がコミットするものという意識になっており、常に上流に自分を位置づけている。

 5.ビジョンがある

・ビジョンという先見性に長けている。いつも先を見据えて行動している。
・コミュニケーションの内容が今だけでなく。先の事を話題にしている。

 6.対人受容力が高い

・相手を受け入れる容量が大きい、対人という中での器が大きく、奥行きがある。
・受け入れるとは、学習するということ、常に相手から学びたいという欲求が強い。

【法人セールスの事例/EQの分析結果】

【EQ分析の結果】全体傾向

【EQ分析の結果】各行動特性

【ジャパンラーニングが提唱する対策とは】

ジャパンラーニングでは 3Aメソッドという育成方法を採用しています。

先ずは EQで自分を気付くという「 Awareness」、気付いた事を課題として行動「 Action」、行動すれば成果という業績「 Acquire」を生み出せます。
このサイクルのスピードと質を高める。その継続性が重要です。
ジャパンラーニングでは集合Ⅰ→集合Ⅱ→集合Ⅲというアクションラーニングを実行。
今は集合からオンライン型に切り替えています、オンラインⅠ→オンラインⅡ→オンラインⅢです。
個人のフォロー重視のスタイルを採用しています。
このオンラインのライブ研修は集中力、思考力、危機感が高められ、狙い以上の成果が上がっています。
副次的な産物が生み出された事に驚いています。
 

【EQと業績の相関をAIで解き明かす】

ハイパフォーマーのEQデータから成果の考え方、言葉の使い方、表情の作り方、プロセスの設計の仕方等を解明していく事が重要である。
AI技術を活用してその答えを導いていくことが可能となった。将にEQAIの融合である、個人的には、親の育て方にも答えがあるように思う。
子供の時のコミュニケーション(対話の量と質)、自立心と自制心、遊びの中から生まれる創造力、そのようなものが基礎になっているように思う。ここも研究対象となりうる。
これは学力や知識とは異なるヒューマンスキルである。
「ソフトコンピテンシー」と名付けたい。
早くこのコンピテンシーの重要性に気付き、人間として対策を打つことである。最後は人である。
 
本件のお問い合わせ
ジャパンラーニング株式会社 EQ教育事業本部
Tel.03-6721-1215
E-mail.jeq@japan-learning.co.jp
 

 EQとリモートワーク

テレワークの進展により、働き方が大きく変化しています。マネージャーやメンバーもとまどいや課題を感じています。こうした課題に対して、EQを活用し適切に対応していくことと働く人々のマインドへのケアが求められています。
 

 PMPとEQ

コミュニケーションマネジメントを支えるリテラシー能力として,人の感情を理解してコントロールするEQ能力が必要となっています。現在、米国PMIではプロジェクトマネージャーが有すべきコンピテンシーを定義しています。
 

 Japan EQと業績の関係

ここ数年、高業績者(ハイパフォーマー)と低業績者(ローパフォーマー)の違いを研究しています。EQデータとの相関関係から見えてくる傾向と対策は何か。人材育成という観点から考察していきます。
 

お問い合わせ

CONTACT