変化にも対応できる力を鍛え
成果を創造する人材へ
現代のIT現場では、開発チームと運用チームの分断が依然として大きな課題となっています。
こうした組織壁が遅延や障害対応の混乱を招き、サービス品質を低下させる場面は少なくありません。一方、変化の激しい市場環境においては、開発と運用を統合し、迅速かつ高品質に価値を届ける体制が求められています。
本コースは、DevOpsの理論を学ぶだけでなく、特定シナリオに沿った実践型のシミュレーション研修を通じて、受講生が段階的に精度を高めながら成果を追求する構成です。開発と運用の壁を越え、継続的なデリバリーと信頼性を両立させるための実行できるDevOpsスキルを習得します。
さらに、EQ(感情知性)にも配慮したカリキュラムを導入。モチベーション、リーダーシップ、コミュニケーション、チームワークといったヒューマンスキルを同時に鍛え、プロセスだけでなく“人として共に動ける力”も育成します

EQと実践力を融合し、“人間力”でDevOpsを推進する人材を認定
DevOpsの現場で成果を生み出すのは、ツールやプロセスだけではありません。自動化や高速リリースといった技術的取り組みは当然必要ですが、それ以上に重要なのは、開発と運用の壁を越えて信頼関係を築き、チーム全体で価値を届ける人間力です。
本コースでは、その基盤となるEQを育成の中心に据えています。
モチベーション(心内知性):変化や障害対応に直面しても前向きに取り組み、改善を継続する力
コミュニケーション(対人知性):開発・運用・事業部門の立場を理解し、連携を円滑に進める力
リーダーシップ(社会知性):異なる組織をまとめ、迅速かつ高品質なサービス提供を実現する力
これら3つの知性を体系的に鍛えることで、DevOpsを「理論や掛け声」から「現場で機能する実践力」へと変えていきます。
さらに本コースの特長は、学んだスキルを測定し、認定する仕組みを備えている点です。
座学や知識習得にとどまらず、シナリオ演習やシミュレーションを通じて「実践の場での行動力」を確認。最終的には筆記・実技試験による認定で、“成果を出せるDevOps人材”であることを客観的に保証します。
これにより、受講者は自らの成長を証明でき、企業は「認定されたDevOps人材=開発と運用の統合を成功させる担い手」を獲得できます。
まさに、EQと実践力を融合させたDevOps人材育成の決定版が、このコースです。
プログラム例
DevOps実践スキル開発研修コース
○プログラム
オリエンテーション:研修の目的を共有し、全体の流れを確認
自己プレゼン:参加者自身の背景や意識を認識し共有
EQ検査結果から自己理解:自分の行動特性と改善課題を可視化
DevOpsとは:DevOpsの基本概念と価値を解説
DevOps演習:基礎的な演習で手法に親しむ
DevOps実践①②③:4ラウンドの仮想業務シナリオを実施し、改善を繰り返す
スキル認定試験:最後に筆記・実技によりスキルを検証し認定
○概要
・日程2 日間:計21 時間
・受講対象者
事業部門/ システム開発/ システム運用 等
IT ソリューションの価値を高めたい方
IT サービスのパフォーマンスを向上させたい方
・開催形式 オンラインライブ開催
○認定するスキル
・お客様を理解するスキル
・モチベーション・コミュニケーション
・リーダーシップ・SE 職ヒューマンスキル
・目標理解・チームビルディング
・DevOps での役割/ 主要なプラクティス
・顧客中心の活動力
・目標を意識した創造力
・事業およびIT の観点
・継続的改善
▶実際の業務環境でどのようにDevOps を適用するか
▶DevOps が事業に多大な価値をもたらすことができる方法
▶どうやってチーム内で良いフロー( 仕事の流れ) を作り出すのか
▶DevOps 環境の中で活躍できるスキルをどう育成するのか
▶IT プロジェクトをより成功させるために、事業側の責任をどう示すか
各階層に求められる「DevOpsスキルの指導と認定」で企業競争力を高める
企業は常に、変化に対応しながら継続的に価値を届けられる人材を求めています。
システム開発やサービス運用は一見定常業務に見えますが、顧客から見れば事業活動そのものを支える重要な基盤です。現場ではリリースの遅延、障害対応、セキュリティ課題などが次々に発生し、しかも開発チームと運用チーム、さらには事業部門や外部パートナーとの調整が欠かせません。
こうした複雑な環境の中で、迅速かつ高品質にサービスを提供できる人材こそが、今あらゆる産業で強く求められています。
しかし現実には、従来の縦割りや属人的な手法に依存したままでは、スピード不足や品質低下を招き、企業競争力を損なうリスクが少なくありません。
本コースでは、国際的に普及するDevOpsの考え方と実践手法をベースに、EQを活かしたチーム連携力や改善推進力を体系的に習得します。
さらに、シミュレーションや演習を通じて現場で即活用できるスキルを鍛え、「継続的デリバリー力」や「組織横断での協働力」といったDevOpsに不可欠なビジネススキルを認定します。



